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祝!サンプル靴完成

ついに完成しました。

カジュアルテイストの強いセミブローグ。

こんな感じに出来上がりました。





いかがですか?

寒い時期は、コートなどを着ているので、黒い靴などを履いていても無難にまとまりますが、暑くなって薄着になった時に合わせる靴ってなかなか少ないですよね。

仕事の時にスニーカーはちょっとカジュアル過ぎるし・・・

特に、今年の夏はクールビズを国を挙げて推奨しているので、オフィスでもスーツ以外のスタイルになる可能性が高くなります。

カジュアルスタイルでもOKという会社も多いですし。

そんな時に、こんな靴を合わせて下さい。

ジーンズに合わせてもOK,チノパンでもOK,ちょっとオシャレなカーゴパンツでもOK。

守備範囲はけっこう広いです。


私のお勧めは・・・

真っ白なシャツに、キャメル色のチノパン、そしてこの靴です。



靴のスペック

デザイン: セミブローグ + 生地色ウェルト仕様

レザー: キップ

ソール: ダイナイトソール

ラスト: SRC(マイサイズラスト+サイズ調整)

製法: ハンドソーンウェルテッド



シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

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| サンプル製作 2011 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ヒールがつきました

サンプル靴の製作は進んでいます。

昨日はだし縫いまで進みましたが、今日はその先のヒールの取り付けです。

ヒールは、積み上げ部分とトップピース部分に分けられます。

簡単に言えば、積み上げはカカトの木のような部分(本当は木ではありません)で、トップピースは地面に着く部分です。

このあたりは、結構ないがしろにされがちですが、とても大切な部分です。

何が大切かといえば、とにかく素材選びです。

トップピースのダイナイトは、比較的硬めなのに十分な衝撃吸収性があり、耐摩耗にも強く、接地感も素晴らしい素材です。

その素晴らしさをしっかりと生かすには、ボトムフィラーの仕様とトップピースの素材が要になるのです。


シューリパブリックで使っている積み上げは、レザーボードです。

以前は国産のモノを使っていましたが、入手が困難になったため、現在ではドイツ製のモノを使っています。

どうして一般的な革ではなく、レザーボードにこだわるのかといえば、ずばり快適性の違いです。

革の積み上げは、確かに見た目には高級感があってキレイですが、たくさん歩くには硬すぎます。

レザーボードは、適度に軟らかくて適度に強度があり、接地感も素晴らしいのです。

このあたりがちょっとした違いなのですが、とっても大きなポイントです。


余談ですが、以前にある修理屋さんでカカトを修理されたお客様が、全然履き心地が変わってしまったため、元通りにして欲しいということでお持ちになったことがあります。

こんな小さな靴屋でも、ちゃんとトータルバランスを考えて作っていますので、たぶん純正の仕様が一番快適だと思います。


そして、今日ヒールを取り付けたサンプル靴がこちらです。



この状態では、まだヒールのトリミングが終わっていないので、ちょっと大きめなヒールがついています。

そして、グラインダでヒールをトリミングしたのがこちら。

コバインク(無色)も塗ってあります。



見た目はほとんど完成形です。

あとちょっとですね。



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| サンプル製作 2011 | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
だし縫い完了

サンプルの製作は進んでいます。

今回は、だし縫いが完了しました。

だし縫いとは、ウェルトとソールを縫い合わせるステッチのことです。



こちらの画像を見ていただくと、ウェルトに白い糸でステッチが入っているのが見えると思います。


このだし縫いに関して、ハンドメイドの作り手の中でも、手作業でおこなう方法と機械でおこなう方法があります。

私たちシューリパブリック場合は、機械で縫っています。

これに関しては、皆さんそれぞれに考えがあってのことなので、どちらが正しいとか、どちらが良いと言うのは、正直難しいと思います。

私は、どちらも機能的には差がない(機械の方がテンションは安定します)ので、手作業で3時間もかけて縫うよりも機械で1~2分で縫った方が良いと判断し、機械で縫うことにしています。

製作にかかる時間はそのまま靴の価格に反映するので、実用を目的とする上で同じクオリティなら安い方が良いと判断したのです。


ちなみに、レザーソールの場合は手作業によるだし縫いは可能ですが、ダイナイトソールなどの合成ゴムソールにおいては手で縫うのは現実的には困難です。

その場合は、革のミッドソールまでを手縫いにして、その後に合成ゴムソールを貼りつけるという方法にすることが多いようです。


このあと、ヒールをつけて仕上げをしたら完成です。

もうすぐです。



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| サンプル製作 2011 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ボトムフィラー~ソールアタッチング

サンプルの製作は進んでいます。

前回、ウェルティングが終わりました。

その次の工程は、シャンクをセットして、ボトムフィラーをセットして、そしてソールを貼りつけます。


シャンクは、靴のセッティングで好みがいろいろありますが、私たちはスチールシャンクをメインにして、それだけでは剛性が足りないのであるちょっとしたモノを使っています。


そして、ボトムフィラーはシートコルクを使っています。

ボトムフィラーに関して、意見はさまざまのようです。

粒コルクを使う方、全くの異素材を使う方、などなど・・・

シューリパブリックでは、4ミリのシートコルクを使い、セットしてから余分な部分をヤスリで削り落します。

この方法が一番早いですし、仕上りもキレイです。


ちなみに、ハンドソーンウェルテッドのボトムフィラーはグッドイヤーウェルテッドのケースと違い、あまり厚いモノは必要ありません。

なぜなら、ハンドソーンウェルテッドは十分に厚いインソールを使っているため、インソールでも衝撃を吸収できます。

また、リブの高さが低いこともあり、グッドイヤーウェルテッドのように6ミリのボトムフィラーは入らないのです。


ボトムフィラー周辺には、仕掛けがたくさんあります。

それらは、快適に歩くためのものです。

外から見えないのがとても残念です。


ボトムフィラーがセットできたら、ソールを貼ります。

ソールを貼るのは、完全な接着ではなく仮どめです。

なぜなら、ソール交換の時にだし縫いの糸を切れば簡単に剥がせる為です。


ソールを貼ったら、だし縫いができるようにコバをキレイにトリミングします。

そして、こんなふうに出来上がりました。



つぎは、だし縫いです。

完成近し!!!



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| サンプル製作 2011 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ウェルティング

サンプルの製作は進んでいます。

今回は、ウェルティングです。

ウェルティングとは、前回までに製作したラステッドのアッパーに、ウェルトを縫いつけることです。

この作業を機械でおこなう製法をグッドイヤーウェルテッド、そして手作業でおこなう製法をハンドソーンウェルテッドといいます。

違いは、単なる手段にとどまらず、履き心地や上がった靴の雰囲気、その他たくさんの部分に及びます。

シューリパブリックでは、ご注文いただいたオーダーメイド靴のウェルティングは手作業で行います。

その一番の理由は、ハンドソーンウェルテッドの方がはるかに履き易いからです。


ハンドソーンウェルテッドの場合、糸の先に針を付けます。

その針は好みでいろいろありますが、私たちは釣り糸を使っています。

大昔はイノシシのいかり毛をつかていたそうですが、今では入手が困難なので他のもので代用しています。

使い方として一番近いが釣り糸なのです。


針が準備できたらウェルティングに入ります。

まず、オウルで針の通り道を作ります。



このときに、オウルの先が出てくる位置と、針の通り道の深さが大切なのです。

なぜなら、オウルが遠くの方に出てきたり近くに出てきていては、縫い糸の針目が凸凹になってしまい、強度が落ちてしまい、さらに深さがあまりにも浅いと強度的に弱くなってしまうからです。

ちゃんと針が通る通り道ができたら、針を通します。





そうして、糸が緩まないようにアヤをかけて締めます。



ウェルティングは、基本的にこの繰り返しなので、見ている方はきっと飽きてしまうかもしれません。


「簡単そうに見える」とよく言われますが、結構この作業は難しいですし、正確さが必要なのです。

糸を引くテンションや、針ピッチなどなど、いい加減にやったら強度に影響が出てしまいます。


そうして出来上がったのがこちらです。



ぐるりと一周ウェルトをかけるので、結構時間がかかります。

でも、このあたりから完成した時の雰囲気が見えてくるので、結構楽しい作業です。

完成は近いです。



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| サンプル製作 2011 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
トリミング

サンプルの製作は進んでいます。

今回はトリミングです。

トリミングという工程はいたるところに存在するのですが、今回のトリミングはラスティングアローアンス(つり込みしろ)のトリミングです。



この作業では、このあとのウェルティングの際に正確にウェルトを縫えるよう、つり込みしろの余分な革を切り落とします。

そうすることで、よりキレイで正確な靴を作ることができるのです。

地味ですが、大切な作業です。



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| サンプル製作 2011 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ラスティング

サンプルの製作は進んでいます。

今回は、ラスティングです。

ラスティングとは、前々回にミシンをかけたアッパーをラストに乗せて形を成型することです。

まずは、百聞は一見に如かず、見てみて下さい。


初めに、つま先とカカトに芯を入れます。



つま先の芯をトーパフ、そしてカカトの芯をスティフナーと言います。

それぞれ目的が違います。

トーパフの目的は、靴のつま先の形を保ってつま先を守ることです。

なので、トーパフは硬くて丈夫なことが要求されます。

それに対して、スティフナーの目的はカカトをホールドして安定させることです。

なので、スティフナーは足に触れるパーツとして考える必要があるので、ただ硬いだけではなく足に対して攻撃性がないことが必要な条件になってきます。


それらの芯をセットしたら、早速ラスティングに入ります。

その際に、アッパーの大きさを確認しておきましょう。

これはパターンナーさんの腕がどうなのかということなのですが、ハンドラスティングの場合はカカト合わせでアッパーをラストに乗せた時に、アッパーの先端がラストをちょっとだけはみ出るくらいがちょうど良い大きさです。

機械づりよりはちょっと小さめです。



次に、ピンサーでラスティングをします。

初めはカカトをちょっと浮かしてつま先にクギ2本を打ちます。

これは、1本でも良いのですが不安定なこととアッパーが戻ろうとする力に負けてしまうからです。





そうしたら、カカトを決めてから、つま先、指の付け根あたりの内外、ジョイントあたりの内外、くるぶしあたりの内外、そして土踏まずあたりの外内の順で仮どめをします。

この状態で、ほぼ形が決まります。





あとは、全体にアッパーを引きながら仮どめの釘を打ちます。



こんな感じに仕上がりました。


今回の靴には、生地色のウェルトをつける予定です。



とてもカジュアルな雰囲気に仕上がる予定です。



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| サンプル製作 2011 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
インソール

サンプルの製作が進んでいます。

今回は、インソールの加工です。

インソールとは、靴の中底のことで、靴のパーツの中で最も大切なパーツの中のひとつです。

そのインソールの良し悪しで靴の良し悪しがほとんど決まってしまうと言っても過言ではないと思います。

なので、耐久性のある丈夫な素材を使い、正確に加工をしなくてはいけません。

下の写真は、加工が終わったものです。



インソールを濡らした後に乾き始めた状態でラストに打ち付け、完全に乾いたらリブ加工(ウェルトをかける溝を作る加工)をするという流れになります。

ちなみに、インソールの素材が良いと、履いた時にとても懐の深い何とも心地よい履き心地になります。

インソールが全てとは言いませんが、インソールによって左右される部分は非常に大きいのです。

シューリパブリックのインソールは、厚さ6ミリ強のベンズを使っています。

とっても贅沢だと思います。



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| サンプル製作 2011 | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スカイヴィング〜クロージング

サンプル靴の製作が進んでいます。

前回は、表の革だけクリッキングが終わったとことまでお伝えしました。

今回は、ライニングのクリッキングも終わり、その先に進みます。


まずは、スカイヴィングです。

スカイヴィングとは、革を漉くこと。

ミシンをかける前に、折り込む部分を折り易く、または重なる部分の下側の革を段差が出ないように薄く漉きます。



大昔は、このスカイヴィングも手作業でやっていたそうですが、遅くとも1930年代頃からは機械でおこなわれていたようです。

ちなみに、こちらが今年の1月に訪れたノーサンプトンミュージアムにあったスカイヴィングの機械で、戦前のモノです。



構造は今のものとほとんど同じみたいです。


今回のサンプル靴は、親子穴やメダリオンが付いているので、親子穴は手作業で開けます。

あまりご存知ない方が多いかもしれませんが、ハンドメイドの場合は革を裁断するのも手作業ですし、親子穴を開けるのも手作業なのです。

それに対し、大量生産の場合はプレスナイフという抜き型があって、それに親子穴のパンチがセットされているので、一瞬にして穴あけまで終わってしまいます。

ともあれ、結構な時間をかけて親子穴をあけました。


その次は、ミシンです。



シューリパブリックでは、ミシンの針目にもクラシカルな雰囲気が出るよう、特殊な針を使っています。

一般的なミシン針は、進行方向に平行にメスが入りますが、シューリパブリックでは進行方向に対して斜め45度にメスが入るような針を使っています。

そうすると、ステッチの目が斜めになり、これがいい感じにクラシカルな雰囲気になるのです。

ステッチの目も、針のピッチや糸のテンションで調整をすることができます。

あまりにもやりすぎると、いかにもという雰囲気になってしまいますので、ホドホドにしています。

そうして縫い上がったアッパーです。



親子穴とメダリオンがついた、ちょっと賑やかなアッパーです。

これを、思いっきりカジュアルテイストに仕上げます。

どうぞお楽しみに。



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| サンプル製作 2011 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クリッキング(途中)
サンプルの製作が進んでいます。

今日はクリッキングの途中までです。



クリッキングとは革を裁断すること。

革は、ご存知の通り牛の皮を加工して作るものですから、場所によってクオリティの良しあしもあれば、革自体の伸び方向もあります。

参考までに・・・

靴は Tight to toe と言って、つま先⇔カカト方向に伸びないように裁断します。

また、靴のつま先に近いよく見えるパーツや、屈曲して耐久性が要求されるパーツにはクオリティの高い部分の革を使います。
 
そして、出来るだけ無駄を少なくするような裁断ができるように、パズルのようなパーツ同士の組み合わせも必要になります。

そんなことを考えながら、裁断を進めます。


とりあえず、表の革だけ裁断が終わりました。


今回使う革は、コルドバのブラウンです。

やや赤みがかっているとてもキレイな革です。

その革に、生地色のウェルトを合わせてカジュアル感を出します。


最近では、オフィスでもスーツ着用の義務がないところが多くなっていますが、それでもあまりにもだらしない恰好は仕事をするスタイルとしてどうかと思いますし、逆に普段のスーツスタイルのネクタイだけを外したような格好では、いかにも酔っ払っちゃったみたいで、それもちょっと・・・です。

若い方もベテランの方も、カジュアルな格好をしたときに合わせる靴ひとつで全体の雰囲気がだいぶ変わってきます。

なので、今回のサンプルは、白いシャツにチノパン、そんなスタイルに合わせるような上品なカジュアルの靴を作ってみようと考えています。

では、どうぞお楽しみに。



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| サンプル製作 2011 | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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