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モンキーブーツを作ります!2014ver.
今年もやってみようと思います。

ハンドソーンウェルテッドの靴の製作過程をご紹介しながら作り上げる企画です。

今年は、ちょっとカジュアルテイストの効いたモンキーブーツで行こうと思います。

何年か前にモンキーブーツの製作過程をご紹介していますが、今の仕様は当時のモノと少し違っていますし、モンキーブーツの製作は他のブーツに比べてちょっとおもしろいので、今年はこれに決めました。

では、さっそくスタートです。


通常、私たちシューリパブリックでは、お客様に工房にお越しいただき、ご希望をうかがうなどの打ち合わせをし、お客様の足を採寸した上で、製作に入ります。

ですが、今回はサンプルの靴ということで、誰かの足に合わせるという作業を省略させていただきます。



ちなみに、採寸の時にはこのようなツールを使います。

きわめて原始的な方法ですが、実際に足の状態を確認し、その方のクセなどを理解したうえで製作に反映させるので、非常に正確かつ合理的な方法と言えます。

また、靴を作る時にはラスト(木型)が必要となりますが、シューリパブリックではお客様お一人につき1台以上のラストを用意して、そのお客様の足に合わせて削ったり肉付けしたりして調整させていただきます。

そのラストの形状はお客様の足の形と微妙に異なり、締めるべきところとあまり締めないところのメリハリをしっかりと効かせています。


今回は、ここからスタートです。



今回使用するラストは、モンキーブーツに良く合う「MRT」です。

まず、このラストに合ったパターンを製作するために、ラストにテープを巻きます。



よく言われるのが、ミイラみたいと。

まぁ、ミイラと言えばミイラのようですね。

そして、このあとテープをはがしてセンターで割るためのセンターのテープを貼っておきます。



このセンターが曲がっていると、後々問題が出てきますのでセンターは正確にとります。

そしたら、モンキーブーツのラインをテープ上に描いておきます。



ちなみに、私がノーサンプトンの学校で教わったやり方では、特別なモノを除いて基本的にはこの状態でラインをテープの上に描きません。

ラインを描くのは、写真のようなモンキーブーツやUチップ、そしてウィングキャップくらいです。

プレーンのギブソンやオックスフォードのハネのラインなどは、このあとの工程で平面になってから描きます。


次に、て―プを剥がす前にフェザーエッヂ以下の余分な部分のテープをトリミングします。



そうしたら、先ほどのセンターのラインに沿って内側と外側にわかれるように刃を入れ、ラストから剥がして平面の紙に貼ります。



この時に、立体のラストを平面に変換するため、必ず歪みが発生します。

これをいかに上手に変換させられるかがパターンの上手い下手に繋がります。



変換の時に開く部分にはメスを入れ、



縮む部分はバランスよくギャザーにします。

この開いたりギャザーになったりする部分は、いい加減にやってしまうと合わないパターンになってしまうので、セオリーに則って丁寧に調整します。

これらの平面になったテープの輪郭をキレイに切って、



これらがパターン製作の元となります。


シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

シューリパブリックのホームページはこちら

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| サンプル製作2014 モンキーブーツ | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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