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ウェルティング

サンプルの製作は進んでいます。

今回は、ウェルティングです。

ウェルティングとは、前回までに製作したラステッドのアッパーに、ウェルトを縫いつけることです。

この作業を機械でおこなう製法をグッドイヤーウェルテッド、そして手作業でおこなう製法をハンドソーンウェルテッドといいます。

違いは、単なる手段にとどまらず、履き心地や上がった靴の雰囲気、その他たくさんの部分に及びます。

シューリパブリックでは、ご注文いただいたオーダーメイド靴のウェルティングは手作業で行います。

その一番の理由は、ハンドソーンウェルテッドの方がはるかに履き易いからです。


ハンドソーンウェルテッドの場合、糸の先に針を付けます。

その針は好みでいろいろありますが、私たちは釣り糸を使っています。

大昔はイノシシのいかり毛をつかていたそうですが、今では入手が困難なので他のもので代用しています。

使い方として一番近いが釣り糸なのです。


針が準備できたらウェルティングに入ります。

まず、オウルで針の通り道を作ります。



このときに、オウルの先が出てくる位置と、針の通り道の深さが大切なのです。

なぜなら、オウルが遠くの方に出てきたり近くに出てきていては、縫い糸の針目が凸凹になってしまい、強度が落ちてしまい、さらに深さがあまりにも浅いと強度的に弱くなってしまうからです。

ちゃんと針が通る通り道ができたら、針を通します。





そうして、糸が緩まないようにアヤをかけて締めます。



ウェルティングは、基本的にこの繰り返しなので、見ている方はきっと飽きてしまうかもしれません。


「簡単そうに見える」とよく言われますが、結構この作業は難しいですし、正確さが必要なのです。

糸を引くテンションや、針ピッチなどなど、いい加減にやったら強度に影響が出てしまいます。


そうして出来上がったのがこちらです。



ぐるりと一周ウェルトをかけるので、結構時間がかかります。

でも、このあたりから完成した時の雰囲気が見えてくるので、結構楽しい作業です。

完成は近いです。



シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

シューリパブリックのホームページはこちら

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| サンプル製作 2011 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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