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靴専用ツール
靴を作るときに使う工具は、ほとんどが専用のもので代用がききません。

たとえば、ハンマー。



こちらが靴専用のモノです。

パッと見ても、ちょっと特殊な形状だということがわかります。



ちなみに、こちらが私が普段DIYで使っている木工用のハンマーです。



こうして比べてみても、かなり違いますね。



靴用のハンマーは、つり込んだアッパーの革を叩くことも多いので、叩く面は鏡のようになっていて少し凸の形状です。



対する木工用のハンマーは、クギを打つことが目的ですので叩く面の一方は平らで、



もう一方の面は、クギを打ち込むためにやや凸になっています。

書いていて全く違いすぎるので、比較するのもどうだろうかと思うってしまうほどです。

とりあえずは、違うということがお分かりいただけたと思います。



それから、靴用のハンマーの面は、少し角度がついています。

こうなっていることで、つり込んだアッパーの革を叩くときに作業がしやすくなります。

ところで、ハンマーのヘッドの叩く面ではない側のこの流線型の部分は、何のためにあるのでしょうか?

これはシャンクを添わせるためにあるというようなことを言う方もいらっしゃいますが、100年以上昔の工具の資料を見てみると、この流線型の部分はあるもののその形状はいくつかあって、中にはとても何かを叩くようなものとは思えないものもあり、シャンクを叩く説はちょっと違うように思います。

私の推測では、ヘッドのバランスを保つためとヘッドの重さを維持するためではないかと思います。

詳しい方、教えてください。


そして、もうひとつの専用工具の代表がラスティングピンサーです。



プライヤー(右側の工具)と比べてみても、全く違うものです。


私が靴の学校に通っていたころに、家に帰ってからも靴を作りたいと思ってラスティングピンサーを探し回りましたが売っていなくて、何かで代用できるのではと思って試行錯誤したのに、結局は専用のピンサーじゃないと使えないという結末でした。

専用の工具ですので、当然に流通量は限られているわけですから、価格は高いし新製品がどんどん出てくるわけでもありません。

ちょっと近所のホームセンターで買えないのも困りものです。


工具がこんな感じですので、靴の機械はもっと厄介なことになっています。

なので、機械の部品や工具は多めにストックしていますし、壊れても仕事に差し支えないようにしっかりと修理ができるようにしています。


お知らせ  

2016年4月ご注文分より、靴の価格を以下の通りに改定させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

旧価格 92,000円(税別)
新価格 94,000円(税別)



シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

シューリパブリックのウェブサイトはこちら

今週末のスケジュールはこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。










 
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