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<< 今日のお客様(お二人目) | main | ラスト(木型)と靴の関係 >>
ラストの調整
私たちシューリパブリックでは、お客様からオーダーメイド靴のご注文をいただいたら、初めてのご注文の時にはお客様の足に合わせたラスト(木型)をご用意いたします。

このラストを、マイサイズラストと呼んでいます。

マイサイズラストはそのお客様専用のラストで、ラストの型番(SRCとかSRDなど)を決めていただいたら、ベースラストからお客様のサイズ(足長と足囲)に近いモノを削り出し、さらにその削り出したラストをお客様の足に合わせて細かく調整していきます。

ラストを削り出すのは木型屋さんにお願いしています。

データを送って、そのデータに合わせて作ってもらうという仕組みです。

木型屋さんから上がってきたラストを、お客様の採寸データとお客様からうかがった情報をもとに細かく調整するのは、私たちの仕事です。



最近のお客様は、ジョイント周辺がかなり薄い方が多く、いわゆる平べったい足であることが多いです。

そんな方に合わせて、ラストを平べったく削ります。


さて、そんなラスト調整ですが、これがなかなか面白い作業なのです。

どう面白いかというと、ラストの正解はひとつじゃないこと。

たとえば、おいしいハンバーガーを作ろうとするときに、そのお客様がおいしいと言ってくれるのは、ひとつじゃないということと似ています。

お客様がおいしいと言ってくれるために、とっても新鮮な素材を使ったり、とっても高級な肉を使ったり、もしくはとっても手の込んだソースを使ったりと、いくつもの方法でお客様がおいしいと言ってくれるハンバーガーをつくることができます。

靴も似たようなもので、お客様が履きやすいと言ってくださる靴は、ひとつではないのです。

全体的に優しく包んでいるのに安定感のあるフィッティングもありますし、しっかりと足を包んで安心感のあるフィッティングもあります。

もっと細かく言えば、ここの部分とこっちの部分との押さえ方の強さのバランスをどうするとか、どちら方向に強く押さえて安定させるとか、本当にアプローチがたくさんあります。

その中で、私がこういうフィッティングにするという手法を決めて、ラストを調整しています。

なので、いつもラストを調整するときには、

「あのお客様はこんな風に感じて履いてくださるだろうなぁ・・・。」

とイメージしながら作業しています。

私がお勧めする手法というのがあって、基本的にはその手法でやっているのですが、まれに複雑な形の足の方の場合は、違う手法でフィッティングを出すこともあります。


ただ単に形だけとか数値だけ合わせればよいのではなく、全体的なバランスを考えてお客様の足をどのように心地よく締めて履いていただこうかと考えながら進める作業で、完成する靴は、言ってみれば私たちからのメッセージのようなものです。

靴をご注文いただいているお客様、靴の完成をどうぞお楽しみにお待ちください。



お知らせ  

2016年4月ご注文分より、靴の価格を以下の通りに改定させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

旧価格 92,000円(税別)
新価格 94,000円(税別)



シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

シューリパブリックのウェブサイトはこちら

今週末のスケジュールはこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。






 
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