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HSW & GYW
時々お客様から・・・、

「ハンドソーンウェルテッドの靴とグッドイヤーウェルテッドの靴の見分け方について教えてください。」

と言われることがあります。

ちょうど同じラストで1足はハンドソーンで、1足はグッドイヤーで作ったものがありますので、まずはご覧になってみてください。





ネイビーのブーツは、私たちのサンプル靴だということをご存知な方なら、ネイビーの方がハンドソーンだとお分かりになるかもしれませんが、

いきなりこれを見せられてお分かりになる方はいらっしゃいますでしょうか?


違う角度から。





結論から申しますと、靴をパッと見せられて判断する方法としては、無理やりウェルトを押し開いてウェルティングの糸を見るのが確実だと思います。

ちなみに、このグッドイヤーの靴のインソールの厚さは4.3ミリ、ハンドソーンの靴のインソールは7ミリ弱のモノを使っています。

基本的にグッドイヤーの靴は薄いインソール+6ミリのボトムフィラーという仕様で、ハンドソーンの靴は厚いインソール+薄いボトムフィラーという構図になります。

インソールもボトムフィラーも厚いと、諸々の事情で具合が良くないので、どちらかが薄くなります。

ということは、同じラストを使っているという前提で、つま先のつり込み部分を見たときにトゥパフ(つま先の芯)の厚さ込みであれば、その靴のインソールは厚いのか薄いのかがわかって、結果手として製法の判断材料になるということになります。

でも、現実的にはやっぱりウェルティングの糸を見るのが確実ということになりますね。


グッドイヤーでもハンドソーンでもコバの削り方のラインは、作り手のセンスで決まります。





良いか悪いかはここではちょっと置いておいて、この2足に関してはどちらも最終のコバの仕上げで私が削っています。


私が思うに、同じラストを使ったという前提で、ハンドソーンの靴とグッドイヤーの靴の最も大きな違いは、履き始めの結構早い時点で足に馴染んでくるのがハンドソーン、馴染むまで比較的時間がかかるのがグッドイヤーではないでしょうか。

屈曲の柔らかさに関しても、比べればハンドソーンの方が柔らかいと感じています。


ただ、どちらの製法にも得手不得手という性格の部分がありまして、結局は作業効率のおかげで比較的早く安く提供されるグッドイヤーと、

ハンドメイドのメリットを生かして1足ずつより丁寧な作り込まれる優しい履き心地のハンドソーンというところは、

いつになっても変わらないことだと思います。

いわゆるベクトルの方向性の違いってやつですね。

どちらも素晴らしい製法です。






お知らせ  

2016年4月ご注文分より、靴の価格を以下の通りに改定させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

旧価格 92,000円(税別)
新価格 94,000円(税別)



シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

シューリパブリックのウェブサイトはこちら

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メールアドレスは info@shoe-republic.com です。










 
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